top of page

第1システム開発事業部
​ERP推進グループ

大企業の未来を支える
​プロフェッショナル集団

​大企業の企業活動をITの面から支え、
システム開発と運用を通して業務の効率化を実現。

max-bender-3rNvnnO7avY-unsplash.jpg

INTERVIEW

福井工業大学 工学部 2017年卒業

西浦 聖峻(にしうら まさたか)

IMG_8199_edited.jpg

製造の流れを見える化し、品質を守る仕組みをつくる

世界をリードする電子部品メーカーの工場で使用される、生産管理システムの開発に携わっています。要件の整理や設計を通して、プロジェクトの方向性を具体化していく役割を担っています。

私が担当したのは、部品がどのような工程を経て、どんな条件で作られたかを記録するシステムです。万が一問題が起きた際に、そのときの製造条件や設定内容をさかのぼって確認・分析できるようにすることで、製品の品質向上や再発防止に役立っています。まず工場のシステム担当者が、工場内で働く人の困りごとや要望をとりまとめ、システムの方針が決定すると、そこから私たちが開発チームとしてプロジェクトに参画します。チームメンバーが作成した設計書やプログラムのレビューを通して全体の品質管理を行いながら、プロジェクトを着実に推進しています。

多角的に考え抜き、最適解を届けるシステム提案

システムの開発において、出てきた要件に対して「本当に実現可能か」「もっと使いやすい方法はないか」「将来の改修を見越して問題はないか」など、ユーザー目線・開発目線・保守目線のすべてを意識して考える必要があります。要件は細部まで決まっているわけではなく、こちらから提案できる余地も大きい分、責任も伴います。

そのため、提案内容の実現性や代替案も含めて事前にしっかり調査し、自信を持って提案することを心がけています。最適な提案を導くには難しさもありますが、そこにこの仕事ならではの面白さを感じており、提案が採用され、大企業の工場の現場で実際に使われると、大きな達成感とやりがいを感じます。

小さな効率化が、大きな価値を生む

学生時代から、世の中には仕組みや運用の工夫次第で、もっと効率化できることがたくさんあると感じてきました。小売店でのアルバイトでも、店長が閉店作業に多くの時間を費やす様子を見て、ITの力で無駄を減らしたいという思いが芽生えました。業務システムに携わる中で、1万人が使う仕組みを1分短縮するだけで、合計で何百時間もの削減につながる──その積み重ねが、会社の生産性や売上向上に直結していることに、大きなやりがいを感じています。

そうした効率化を実現するシステムを作り、よりよい仕組みを提案していけるチームを育てていくことが、今の私の目標です。自分の想いや経験を部下に伝え、育ったメンバーがさらに後輩を育てていく。任せてもらえる案件が増えていけば、それはお客様からの信頼であり、会社の成長にもつながっていくと信じています。

bottom of page