第1システム開発事業部
公共システムグループ

国の政策に基づくシステムを
安定して運用する
法律や制度の知識とシステム開発の技術を駆使し、
全国各地で使用される大規模システムを運用。

INTERVIEW
仁愛大学 人間学部 2023年卒業
平馬 佑香(へいま ゆか)

法改正に対応し続ける、障害福祉支援のシステムづくり
障害福祉施設や事務所のスタッフが、補助金を簡易的に請求できるよう支援するシステムの開発に携わっています。法律で定められた利用条件や単価に基づいて補助金額を計算し、明細書を作成する仕組みです。法改正があるたびに支給条件や計算方法が変わるため、改正内容を読み解き、お客様とすり合わせながらシステムの改修を行います。私は、画面レイアウトの調整や入力ミスを防ぐための警告表示などを担当しています。
また、開発業務以外にも、システムの改修内容をお客様に説明する資料の作成や、障害福祉施設スタッフがシステムを利用する際のマニュアル作成にも関わっています。実際にお客様やシステム利用者に向けて伝える文書をつくることで、業務や法律の理解が深まっていると実感しています。
複雑な制度を、正確にシステムへ落とし込むために
法律が関わるシステム開発は難易度が高く、特に国から出される資料は表現が複雑で、一度読んだだけでは正確に理解できないことも多くあります。内容を誤って解釈してしまうと、条件の見落としや仕様の不備につながるリスクがあり、慎重さが求められます。現在は上司が中心となって解釈・仕様整理を行っていますが、私も少しずつ理解を深め、自分で読み解けるようになりたいと日々努力しています。
法改正対応という難しさはありますが、上司との認識合わせで自分の解釈が合っていたとき、そして実装まで進められたときには大きな達成感があります。今後も正確な読解力と実装力を高め、制度に基づいたシステムを正しく届けられるよう取り組んでいきたいです。
今はまだ道半ば、それでも前に進みたい
ヘルプデスクとして利用者様の質問に対応する中で、「助かりました!」という感謝の言葉をいただくことがあります。自分の回答が相手の役に立ったと実感できる瞬間は、とても嬉しく、やりがいを感じます。今はまだ上司に頼ることも多いですが、そうした経験があるたびに、もっと知識を身につけて自分の力で対応できるようになりたいという意欲が湧いてきます。
社歴は浅いものの、国の制度に関わるシステムに携わっているという責任を感じながら日々業務に取り組んでいます。制度や法令に関する知識、システムの仕様を正しく理解し、正確に伝えられるようになるために、自分で調べたり、過去の問い合わせ対応を見直したりするなど、学習を重ねています。今後は、制度の変化にも柔軟に対応できる知識と判断力を身につけ、信頼されるエンジニアへと成長していきたいです。