第2システム開発事業部
ITで医療分野を支えていく
影の立役者
全国各地の病院で使用される電子カルテの開発を通し、より良い医療現場を作り上げる。

INTERVIEW
福井県立大学 経済学部 2014年卒業
古寺 俊(こでら しゅん)

命を守る“気づき”をシステムで届ける
大規模病院に導入されている電子カルテシステムの開発・保守を担当しています。私たちが携わっている電子カルテは、長年改良が重ねられ、多くの医療機関で利用されている信頼性の高いシステムです。まずお客様の要望や課題を明確にし、それに基づいて開発方針を定めたうえで、私のチームが実装を担当しています。
最近では、医師の指示(オーダー)や治療方針に基づいて、必要な対応内容を画面に通知する機能を開発しました。患者ごとに処方薬や処置内容が異なる中で、「対応漏れ」や「忘れてはいけないタイミング」を事前に知らせることで、医療ミスの防止に貢献しています。小さな改修が、患者の安全を守る大きな仕組みにつながる仕事だと実感しています。
「当たり前に動く」その裏にある設計とこだわり
電子カルテの開発では、要望をどう設計に落とし込み、どのようにコーディングして実現するかを考えることが難しくもあり、やりがいのある部分です。私が特に意識しているのは、設計書やコードのわかりやすさです。電子カルテは多くのエンジニアが関わるシステムのため、誰が見ても意図が伝わるよう、丁寧な設計と読みやすいコードを書くことを心がけています。
開発したシステムが病院で運用されると、改善点があれば要対応事項として報告を受けます。長期間その報告がなければ、それだけ安定して使われている証でもあり、大きな安心感と達成感につながります。「医療現場で当たり前に動いている」システムの裏側を支えているという実感が、この仕事の面白さだと感じています。
医療の未来に向けて、システムと人を育てる
コロナ禍でオンライン診療が急速に拡大する中、私たちもその波に応じた機能開発を行いました。まさに必要とされているものを現場に届ける実感があり、医療に貢献している手応えを感じる経験でした。また、近年は災害対策として、電子カルテをクラウド化する国の方針も進んでおり、医療システムのあり方自体が大きく変わろうとしています。私たち開発側も、社会の変化に合わせて柔軟に対応し進化していく必要があると実感しています。
その中で私は、チームメンバーの育成にも注力しています。プログラミングスキルはもちろん、それぞれが+αの強みを持てるよう、得意分野を伸ばせる環境づくりに取り組んでいます。チーム全体が時代とともに成長し続けることで、より良い医療システムを提供し、現場に貢献できると信じています。変化の時代だからこそ、やりがいと使命感を持って日々の業務に向き合っています。